いわゆる一つの萌え要素の為の場所
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「後200m進んだら右、右なんだから!」
jamprojectの曲が流れる車内に声が響いた。声のトーンから推測するなら歳は10歳くらいだろうか。その声は助手席から聞こえてくる。しかし、声の主は助手席に座っている瑠奈からのものではない。瑠奈が手に持っているPSPから音が出ているのである。
「右だって~」
「右?」
璃緒が聞き返した。
「みゆきちが言ってるんだから右で間違いない!」
PSPを抱えながら瑠奈が言った。ちなみに、PSPにはナビがインストールされていて、音声案内の声はみゆきちこと沢城みゆきである。このナビを使うために瑠奈は助手席にいるのである。
そして運転席には璃緒が座っている。後部座席には緑崩がいる。璃緒は瑠奈と緑崩が運転をするのを嫌がっている。本人曰く寿命が縮むからとのことらしい。
そうこうしているうちに車は目的地に着いた。車を降り海岸まで歩く。海岸に着くと三人の目の前に多きな岩山が見えた。見附島である。
「大きいね~」
「そうね。飛び石があって近くまで行けるということだけど・・・」
「途中で切れてる気がする件」
途中で切れてるのも気にせず進むと、やはり途中で行き止まりになった。それで諦めて来た道を引き返した。
「潮が引いたら向こうまで渡れるのかしらね」
「どうだろうな。まあ渡れなかったのは・・・仕方ないね」
「ねえねえ、あれ見てあれ~」
瑠奈が指差した先には鐘が設置してある。そして、その近くには観音像が置いてある。
「えんむすびーち???」
璃緒は書いてある文字を読み上げた。しきりに首をかしげている。
「面白そうだからやってみようよ~。」
「まあ待て瑠奈。やったら虚しくなるから止めておけ」
「・・・・・・そうだね~」
jamprojectの曲が流れる車内に声が響いた。声のトーンから推測するなら歳は10歳くらいだろうか。その声は助手席から聞こえてくる。しかし、声の主は助手席に座っている瑠奈からのものではない。瑠奈が手に持っているPSPから音が出ているのである。
「右だって~」
「右?」
璃緒が聞き返した。
「みゆきちが言ってるんだから右で間違いない!」
PSPを抱えながら瑠奈が言った。ちなみに、PSPにはナビがインストールされていて、音声案内の声はみゆきちこと沢城みゆきである。このナビを使うために瑠奈は助手席にいるのである。
そして運転席には璃緒が座っている。後部座席には緑崩がいる。璃緒は瑠奈と緑崩が運転をするのを嫌がっている。本人曰く寿命が縮むからとのことらしい。
そうこうしているうちに車は目的地に着いた。車を降り海岸まで歩く。海岸に着くと三人の目の前に多きな岩山が見えた。見附島である。
「大きいね~」
「そうね。飛び石があって近くまで行けるということだけど・・・」
「途中で切れてる気がする件」
途中で切れてるのも気にせず進むと、やはり途中で行き止まりになった。それで諦めて来た道を引き返した。
「潮が引いたら向こうまで渡れるのかしらね」
「どうだろうな。まあ渡れなかったのは・・・仕方ないね」
「ねえねえ、あれ見てあれ~」
瑠奈が指差した先には鐘が設置してある。そして、その近くには観音像が置いてある。
「えんむすびーち???」
璃緒は書いてある文字を読み上げた。しきりに首をかしげている。
「面白そうだからやってみようよ~。」
「まあ待て瑠奈。やったら虚しくなるから止めておけ」
「・・・・・・そうだね~」
少し前に友人たちと旅行へ行ったのでその体験記をこの三人に仮託して書く。大体の話はホントにあったことを三人にロールを振ってる。実際にナビはみゆきちボイスだった。友人たちはナビさえあれば、沢城がいれば大丈夫と頑なに信じているので誰も紙の地図を持ってなかった。買う気もなかったみたいだね。個人的には見やすいしわかりやすいから紙の地図とか持っておきたいほうなんだけどね。でも別に自分は運転しなかったから関係ないけどね。
話的に切りやすい所で切ったけど、実際はこの後浜辺を歩いてあおさのりを採ってるおじさんがいて少し話をした。あおさのりというと三重の伊勢湾とかが有名。味噌汁に入れたりするとおいしい。能登で出会った別のおばさんが、ゴマ混ぜて炒っても美味しいって言ってた。あおさ海苔好きだから採ろうかとも思ったんだけど、さすがに水切って持って帰るのも難しいかなと思って諦めた。
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