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「さ、みんな準備はいい?」
そう言って璃緒は仲間たちの顔を見る。みな小さく頷いた。
「もうこれでアリアハンともお別れかぁ。なかなかいい街だったな。ほっちゃんに似た声の娘もいたし、ゆきぽのライブも観れたしなぁ」
「そwこwかww」
緑崩の発言に瑠奈が草をはやしながらツッコんだ。
「あ、そういえばさっき雪歩さんに会ったわよ」
「え~そうだったの~。わたしも璃緒ちゃんと一緒にお散歩行ってればよかったな~」
「折角璃緒が『少し、お散歩しようか』って誘ってたのを断るからだ。まあそれはおれもだが」
「だって~その発言は色々怖いじゃん?これからハイキングするのにお散歩してもな~って」
「ハイキングと言うか・・・・・・さすがに体を温めるくらいするべきだと思うが。山を登って林を抜けなければならんからな」
三対一である。圧倒的に不利な瑠奈は話を変える。
「えっと~とりあえず一旦レーベの村に行って、休憩していざないの洞くつを目指すんだっけ~?」
「そうね。大陸を大きく迂回することになるのだから結構時間がかかりそうだけど、日が暮れるまでにはロマリアに着くと思うわ」
「よ~し、じゃあしゅっぱ~つ!」
四人は朝日に照らされた道を歩き始めた。彼らは歩む。燦々と降り注ぐ日の光に照らされて。彼らは進む。遠く海の向こうを目指して。
彼らの冒険の旅はまだ始まったばかり。
打ち切り漫画の終わり方っぽく書いてみた。え?これが?って思ったらそれは緑崩自身の持ってる打ち切り漫画のイメージが間違ってるかあなたの持ってるイメージが世間ないしは緑崩とずれているのです。
キャラクターの会話の中で草をはやすのはスケトウダラPっぽくしてみたかったから。ああいう表現手法も面白いなと思ったからね。
タイトルに関しては卒業シーズンということでつけた。最近ではミクソングだったりするみたいだけどね。緑崩以前だと蛍の光、仰げば尊しで統一されてるみたい。
とりあえずの一区切りかな。小さい時、アリアハン脱出した時すごく嬉しかったことをいまでも覚えてる。他の大陸があるなんて知らなかったし、アリアハン大陸で終わりだと思ってたくらいだったからね。ゲーム的にはまだまだ序盤なんだけど。