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いわゆる一つの萌え要素の為の場所
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璃緒:「『迂をもって直となす』か」
 そうつぶやきながら少女は目線を持っている本から中空に移す。なにか考え事をしているようだ。
璃緒:『以前、二塁で止まるように見せるためにスピード落としてから再加速して三塁まで進んだプレーがあったわね、井端か英智だったかしら。あれも迂直の計の一つなのかしらね。この場合はちゃんとした外野手には効果ないんだけど。出来るだけ早く内野に返す、これは基本よね』
璃緒:「っと、そろそろ時間ね」
 と言うと読んでいた本をその場に置いてソファから立ち上がり、ドアを開けて居間のほうへと歩いていった。

 璃緒が居間に着くとそこには少女の姿があった。
璃緒:「あ、瑠奈。何読んでるの?」
瑠奈:「あ~璃緒ちゃん。そうか、もう五時半なんだ~。これは『さよなら絶望先生』だよ。読む~?」
璃緒:「瑠奈が読んでるのなら面白いんだろうから、後で見せてもらうわ」
 面白いかどうか吟味してからしか買わないことを知ってるのである。もっとも、意見が分かれることもあるのだが。
瑠奈:「もちろん面白いよ~。あ、そろそろ始まるね」
璃緒:「緑崩はもったいないわね、日曜日にバイト入れたら観れないってわかってるのにバイト入れるんだから」
瑠奈:「まあお金とか欲しいものとかいろいろあるんだよう、きっと」
璃緒:「ま、残念ながら間に合わない可哀想なのはほっといて観ましょうか」
 しばらくすると、定番のテーマソングが流れ、番組の始まりを知らせる。そして同時に、休日の終わりを告げる鐘でもあった。

 小説っぽく第三者(神)の視点からの描写も入れてみた。こういうのを入れた場合、台詞に名前を入れる必要ないかも。もともと口調と内容でわかるんだし、描写があれば誰が喋ってるかわかるはずだし(わからなかったら緑崩の力量が問題なんだろう)。まあ台本っぽく書くほうが書きやすいし面白いのでどうするかわ未定。ころころ変わっても気にしない方向でよろしく。
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