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四人はいざないの洞くつに入った。人の手が長く入っていない洞くつではあったが、それほど魔物はいなかった。しかし、洞くつの床はところどころ抜け落ちておりそれが大きな穴になっているところもあった。その為大きく迂回しながら進まねばならない。
「あの階段までが遠いわね・・・」
すぐのところにある階段に行くのに迂回せねばならない。迂回できる場所を探すだけで苦労すると思われたが、幸い緑崩と瑠奈が道順を覚えていたので比較的スムーズに正解の道筋を進むことができた。
ぐるぐると迂回する。ところどころ亀裂が入っていたり穴が開いていたりするので気をつけなければならない。
曲がり角を曲がると、おばけありくいがあらわれた。狭い通路に三匹だ。
おばけありくいとはアリアハン大陸最強の生物である。しかし、レベルがあがり、連携も徐々に取れてきた四人の敵ではなかった。瑠奈のメラを援護にカイと璃緒が接近戦で叩く。あっという間に三匹全て片付けた。
「これくらいなら敵じゃないな」
「ここまではね。ロマリアにはあいつがいるから気をつけないと・・・・・・ん?瑠奈!後ろ!」
璃緒の言葉に全員が振り返る。後ろからフロッガーが迫ってきていた。壁の死角となって発見が遅れたのだ。
接近戦が苦手な瑠奈は前に逃げる。
迫るフロッガー。
前に走る瑠奈とすれ違うように緑崩がフロッガー目掛けて駆ける。
こんぼうが地面と水平に振られた。
身をよじって避けるフロッガー。
「もらった!」
フォロースルーのままこんぼうを置いた緑崩はフロッガーに突っ込み突き飛ばした。
後ろに突き飛ばされるフロッガー。
「落ちてろ!」
踏みとどまろうとするフロッガーにもう一度突っ込んで突き飛ばす。
床の裂け目に落ちるフロッガー。
下からべちゃ、というイヤな音がした。
「ふう、危なかった。・・・・・・さ、進もうか」
四人はいざないの洞くつの更に奥深くへと進んだ。
最近ニコニコで「マダイの大冒険」シリーズを観てる。それで自分も作りたくなって書いた。ああいうのは創作意欲を刺激されるwマダイ面白いです。米でドラモエと比較してる人たちがいるけど、作品の質が全然違うのだから比べるほうがおかしいと思います。こちらは物語。あちらはあくまでゲームをいじったもの。全然違う。まああえて言うなら「勇者の代わりに魔王を倒しに行くことになった」と比較するくらいならありだと思うけど、まあ好き嫌いもあるし、甲乙つけがたいよね。まあ「みんな違ってみんないい」ってことだ。ちなみに、すずもことりも中の人はほっちゃんねwそのすずとことりじゃない?