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いわゆる一つの萌え要素の為の場所
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 「ここは アリアハンの城下町。北に行くとレーベの村がありますわ」
 門のそばにいた女性がそう言うのを聞いて、璃緒がふうっと息をついて言った。
 「無事着いたわね」
 「そうだな。とりあえず、ひとまず安心ってとこだな」
 「疲れた~」
 まず、宿屋に行く。
 「こんにちは、旅人の宿屋にようこそ。ひと晩 6ゴールドですが、お泊りに なりますか?」
 宿屋の主人にそう言われて璃緒がお金を出す。
 このお金は魔物を倒した時に何故か魔物が持っていたものだ。なぜ金貨などを魔物が持っているのか疑問に思った璃緒であったが、気にしても仕方ないので拾って持っていた。
 これって強盗まがいなんじゃないかと思ったが、正当防衛だということと、治療費と慰謝料だと自分を納得させていた。
 そのお金を数えると、10ゴールドあった。そこから6ゴールドを渡す。
 「はい、6ゴールド」
 渡しながら璃緒は思った。この世界では先払いらしい。物騒な時代だからだろうか。一般人以上の力量を持つ旅人を相手に商売するにはこれくらいじゃないといけないということかもしれない。
 部屋は二階のようだ。大きい部屋が二つ、小さい部屋が二つある。一日に四組しか入らないが、採算は取れるんだろうかと三人ともが思った。
 大きい部屋はすでに客がいたので、小さい部屋に入った。

 これくらいで区切ったほうが見やすいよね。ドラクエの不思議その2:魔物がお金を持っている。これは三つ解釈がありました。一つは旅人を襲って得た。二つ目がゴールドというのは通貨ではなくて金そのものの重さの単位なのではないか。じゃあなぜ魔物が金を持っているのかって疑問は残るけど、人間の通貨自体が貨幣ではなかったってこと。この解釈だと同時に世界で同じ通貨が使えることへの疑問も解消できる解釈。三つ目がモンスターに懸賞金がかかってて、倒したらそれを証明できるもの(屍骸とか)を持って町や城に持っていくとお金に換えてくれる。換金シーンはゲーム上ではカット。とまあこんなとこ。今回はそういうとこは不思議だけれどゴールドという通貨を持ってるってことにしておいた。どの解釈も採用してないねwでもまあその辺はスルーってのが方針だから気にしないでほしい。第二案の解釈を採用しても矛盾は起きないんだけどね。でもその辺はまあ後々の都合が・・・・・・
 だから、「ゴールド」って通貨があって、魔物は何故か倒されるとそれを落とし、世界中の殆どの地域でゴールドが流通してるっていうことにしておいてほしい。
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