忍者ブログ
いわゆる一つの萌え要素の為の場所
[100]  [99]  [98]  [97]  [96]  [95]  [94]  [93]  [92]  [91]  [90
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 「そういやさっきの話だが・・・」
 ロビーのソファに寝転んだ緑崩が言った。
 「ん?なんの話だ?」
 対面のソファに座りカイが聞く。
 「うむ、さっき生まれた国って言ってたよな。どこ?」
 「ああ、それか・・・・・・」
 「あー。まあ別に無理に話さなくてもいいよ。時間があるついでに聞いてみただけだし」
 ああ、とうなづきなくカイ。
 しばし間をあけてからカイが喋りだした。
 「俺が生まれたのはエジンベアという国なんだが、知ってるか?」
 「ああ、あそこか。詳しくは知らないが、まあ閉鎖的になりそうな国だろうとは思う」
 いなかもの、と入れてくれない兵士がいた。ランシールできえさりそうを買っていくなんて誰が思いつくものかと思った。しかし、瑠奈にその後聞いたところ、彼女はあっさりとかわきのつぼを手に入れたらしい。そんな昔の出来事を緑崩は思い出した。
 「そうか、知ってるか。そんな国だ」
 「なるほど。カイが国を好きじゃないということはわかった」
 「どういうことだ?」
 「普通出身国のことを『俺の国』とか『故郷』とか言うものだろうが、わざわざ『俺の生まれた国』って言ったことかな。育ったところが別というわけでもないのに、こんな言い方は普通しないだろ」
 「ほう。変なところを見ているんだな」
 「まあ、おれもそうだからな」
 「緑崩も祖国嫌いか?」
 「いや、おれの場合国ではないんだがな」
 緑崩の場合、それは国ではなく学校である。こちらに来てからは話にすらのぼらないが、普段から緑崩は「おれの大学」とは言わない。大学名で呼ぶか「行っている大学」という。この違いを緑崩自身は強く意識して使っているが、それに気付くものはいない。大学が嫌いだと知っている璃緒と瑠奈ですら気付かない微妙な言い回しの違いである。
 「そうか。そっちも大変なんだな。・・・・・・ところで、一つ、聞いてもいいか?」
 思案じみた顔でカイは尋ねた。
 「ん?内容次第では答えよう」
 緑崩はわざと尊大な口調で応じる
 「そう言われたほうが聞きやすくて助かる。お前たちはどういう関係だ?」

 引いてみた。次回に続く、みたいなやつ。まあ長いんでこの辺りで切らないと見づらいかなというのもあるけど。
 今回と次回で大体四人の素性なんかは出揃う感じ。まあカイは出身国がわかっただけだけど。どうして旅立ったのか、エジンベアでは何をしていたのか。誰か知ってたら教えて欲しい。正直何にも考えてないけど、まあ事故M@s三話よりかは無理な投げ方してないので大丈夫でしょw三話をあげたら四話をあげなければいけないけど、この話はしなければしなくてもいい話だし。それにしてもあの四話はひどいw
 次回は正直かなり無理な設定。そもそも三人が同じ家に住んでること自体無理な設定だからなぁ。でも、設定を妄想したくなるのは厨二病の症状の一つらしいから仕方ないね。
 最近ちょこちょこここを見てくれてる人がいるんだけど、誰だろうw大体日記のほうで書かなきゃ見てくれる人っていなかったのにw

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
緑崩
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]