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いわゆる一つの萌え要素の為の場所
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岬のどうくつ~ナジミの塔
 原始の人々は岬のどうくつを住処にしていたといわれている。その後建築技術の発展により次第に平地に移り住むようになった。その中で勢力を伸ばしていった集落が現在のアリアハンとレーベ村を造ったとされる。アリアハン建国当時はレーベ以東の山脈を勢力圏に入れておらず、山の民が暮らしていた。
 建国より約二百年後、レーベ以東の山脈へと支配地を増やしてゆき、旅の扉を設置してロマリアと国交を結ぶ。その後艦船を使いランシールを初めとして世界の各国とも順次貿易を開始してゆく。しかし、サマンオサとの関係が悪化した。これにより当時のアリアハン国王は防衛施設の建設に着手した。海上防衛の為にナジミの塔を建設した。その後アリアハン城地下室を起点としてレーベの南、ナジミの塔、岬のどうくつへ通じる洞窟を造った。部隊を秘密裏に移動させることが目的であるとされているが、王族がいざという時に城から脱出する為に造られたといわれている。
 しかし、バラモス出現以降どちらも利用されなくなり、魔物が住み着くようになった。

アリアハン大陸東部のほこら
 アリアハン大陸東部はレーベとの間を山脈が隔てていたこともあり発展が遅れていた。ロマリアとの国交開始以前は小さな村が点在していただけであったとされる。ロマリアとの国交開始以降、宿場町、そして商業都市として栄えた。両国の商人が集まり都市へ向かう中継地点として利用し、商売を行う者も現れた。港も造られアリアハンへの海路も開けた。
 しかし、ロマリアとの関係の悪化や、鎖国政策によって旅の扉が閉じられたことから衰退した。次第に街にいた者たちはアリアハンやレーベへと移り、街として機能しなくなっていった。現在でも一部のものが住んでいるが、その数は百人に満たないとされている。その中の一人の老人が住んでいるところが、アリアハン東部のほこらである。
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 アリアハン脱出ということで、ロマリア到達時点のステータスをまとめてみた。

     レベル  力  素早さ  体力  賢さ  運  HP  MP  攻撃力  守備力
カイ    9    35    7     39    6    10  78    0    47     21
璃緒   8     23   26   18    19    7   35   38   35      27
緑崩   9    20   10    32   21  15   64   41   27     19
瑠奈   9     9   15    17    37  28   34   72   23     17

 アリアハンまとめ。・カイ仲間になる ・ゆきぽのコンサートに行く ・櫛枝実乃梨と遭遇 ・ナジミの塔の老人から盗賊の鍵のコピーを脅し取るもらう ・捕鯨行為に反対する市民団体の存在

 攻撃力と守備力は装備含む。こうやってよくみるとやっぱり璃緒って何故か体力が乏しいなぁ。場合によっては緑崩を前に出したほうがいいかも。カイはなんというか期待通り壁役を全うできる体力がついてきそうな感じ。不安要素は璃緒のHPに加えて緑崩の素早さか。足が遅いと回復が間に合わないおそれがある。この辺りの強化が必要そうだ。ほしふるうでわはこいつかも。
 そして現在所持金は1733G。これを元手にどれだけ闘技場で増やせるかw
 今のところ決めている自主ルールまとめ。
 ・今の並び順(カイ、璃緒、緑崩、瑠奈の順)は変えない。
 ・璃緒、鎧と盾装備禁止。例外あるかも。魔法の鎧は軽いことが売りらしいのでこれはOKにしようかと考えてる。だから体装備は服系統になる。たびびとのふくの次はみかわしのふく?
 ・璃緒、剣以外の武器装備禁止。璃緒は剣士扱いで進めようと思ってます。
 ・璃緒、魔法禁止。前述通り剣士扱いだから。ちきゅうのへそはおそらく緑崩。
 ・カイ、キワモノ装備禁止。くさりがまとかかわったタイプの武器装備禁止。職業が戦士なので複数の武器は扱えるだろうということで条件はゆる目。剣・槍・短剣・斧系の武器に限る予定。あと他に戦士が戦場で一般的に使いそうなものがあればそれもOKにするかも。
 ・飛翔系打撃制限。おおがらすなどは相手が攻撃してきた次のターンのみ打撃攻撃可能。虫系はそれほど高く飛べないだろうということで攻撃可能。神竜は除外。
 ・瑠奈打撃禁止。威力が低いのであまり意味はないし、間違えて攻撃しちゃうこともあるけど、基本的には打撃不可。これものちのち限定的に解除の予定。
 ・夜にはきちんと宿屋に入る。徹夜でレベル上げなんてできませんw
 大体こんなものかな。まあどんな縛りルールを設けてもうpには反映されないんだけどねwでも、これくらいの制限がないとプレイにハリがなくなるしね。そうなるとやらなくなりかねないしw

 「さ、みんな準備はいい?」
 そう言って璃緒は仲間たちの顔を見る。みな小さく頷いた。
 「もうこれでアリアハンともお別れかぁ。なかなかいい街だったな。ほっちゃんに似た声の娘もいたし、ゆきぽのライブも観れたしなぁ」
 「そwこwかww」
 緑崩の発言に瑠奈が草をはやしながらツッコんだ。
 「あ、そういえばさっき雪歩さんに会ったわよ」
 「え~そうだったの~。わたしも璃緒ちゃんと一緒にお散歩行ってればよかったな~」
 「折角璃緒が『少し、お散歩しようか』って誘ってたのを断るからだ。まあそれはおれもだが」
 「だって~その発言は色々怖いじゃん?これからハイキングするのにお散歩してもな~って」
 「ハイキングと言うか・・・・・・さすがに体を温めるくらいするべきだと思うが。山を登って林を抜けなければならんからな」
 三対一である。圧倒的に不利な瑠奈は話を変える。
 「えっと~とりあえず一旦レーベの村に行って、休憩していざないの洞くつを目指すんだっけ~?」
 「そうね。大陸を大きく迂回することになるのだから結構時間がかかりそうだけど、日が暮れるまでにはロマリアに着くと思うわ」
 「よ~し、じゃあしゅっぱ~つ!」
 四人は朝日に照らされた道を歩き始めた。彼らは歩む。燦々と降り注ぐ日の光に照らされて。彼らは進む。遠く海の向こうを目指して。
 彼らの冒険の旅はまだ始まったばかり。

 三人が宿屋に帰ると、カイはもう部屋にいた。
 お茶を飲んで一服をした後、四人で道具の整理をする。やくそうやどくけしそうを四人の道具袋に同じだけ入れ、携帯食料を詰め込んだ。
 道具整理を終え、四人は部屋を出た。怪我をしている別室の男を訪ね、魔法の玉造りに成功したことを報告し、再び礼をした。そして明日アリアハンを発つことを告げた。男も怪我が治り次第この町を発つと言った。
 男の部屋を出ると、カイがいい店があると言い、そこで夕飯を食べようと提案した。三人はその提案に賛同し、カイの後について宿屋を出た。
 宿屋から五分歩くと店に着いた。店に入り、四人掛けのテーブル席に座った。
 ウェイトレスが四人分の水を持ってくる。そのウェイトレスがカイに話しかけた。
 「ありゃお客さんお久しぶりだね。前は毎日来てくれてたのにどうしてしまったのかね。あら、今日はお友達もいるんだ」
 その口調はまさに立て板に水、流れるように言葉が紡がれる。
 その声を聞いて緑崩と瑠奈が驚いたようにウェイトレスを見上げる。赤い髪をショートカットにした瞳の大きな女の子だ。年のころは17、8歳といったところだ。目鼻立ちの整った、快活な印象を与える。驚くほどの美少女、というわけではないが、誰が見ても可愛いと思う容姿をしている。
 しかし、緑崩が、そして瑠奈が最初に思ったことはそういうことではなかった。
 「最近はこいつらと一緒に行動しててな。明日旅に出るから最後にと思ってな」
 「おー最後にうちに来てくれるとは嬉しいねえ~。よぉーし、今日はサービスしちゃおう」
 ウェイトレスは走って厨房の奥へと入っていった。
 見えなくなってから、緑崩は瑠奈と顔を見合わせた。
 「あの店員・・・・・・」
 「うん・・・声がほっちゃんにそっくりだったね~」
 「だなぁ・・・びっくりした」
 その会話を聞いてカイが訊ねた。
 「その、『ほっちゃん』というのは誰なんだ?」
 それに対して璃緒が答える。
 「緑崩がご執心の女性よ」
 「そうか、緑崩にはそんな人がいるのか」
 「いや、そういうことではないんだけどね・・・」
 先ほどのウェイトレスが戻ってきた。
 「これはサービスの特別製だ。他の客から隠して食べな」
 つい、緑崩ははウェイトレスを凝視してしまった。
 「あれ?お客さん、甘いの苦手?だったらポテトフライにする?盛るぜぇ!ちょー盛るぜぇ!」
 「いや・・・・・・えっと・・・」
 こうしてアリアハン最後の夜は過ぎてゆく。
 いざないの洞くつの壁を破壊した翌日、四人はロマリアに旅立つ準備をすることにした。この一日を使って必要なものを買い、不要なものを売り、道具を整理した。しかし、カイは準備を早々に済ませて宿屋を出た。アリアハンに長期間逗留していた彼はその間にできた人間関係があり、別れの挨拶をしたいということだった。
 一方璃緒たちは道具を整理すると道具屋、肉屋、魚屋と雑貨屋に行き旅支度を整えた。全て同じ商店街の通りにある。道具屋は薬草やどくけしそう以外にも、地図やコンパス、携帯食料など旅に必要な商品も扱っているが、携帯食料の中でも干物肉や魚の干物はそれぞれ肉屋と魚屋のほうが安かった。最後に向かった雑貨屋ではアリアハンの特産品や伝統工芸品なども売っていた。それらを買い込んでロマリアで売りさばこうと緑崩は考え、二人に相談した。行商人みたい、と瑠奈は乗り気であったが、璃緒はリスクを考慮して150Gを上限とする条件を出した。
 雑貨屋を出ると教会の鐘の音が聞こえた。昼のお祈りの時刻であることを告げる鐘だ。日本で言えば午後三時に当たる。三人は商店街にあるカフェテラスに入った。
 「もう必要なものは全部買ったわね」
 「そうだ間違いなく買ったと思われる。間違いない。もし仮にあったとしてもまた買い物に行くのは勘弁な・・・」
 「店をあちこち行くと疲れるね~」
 「人ごみは苦手じゃ~」
 緑崩、瑠奈は滅多に人の多いところへ出歩かないため、商店街を歩き回ることに慣れていない。普通の人に比べて三倍のエネルギィを消耗するのだと緑崩は断言している。それに対する璃緒は「随分燃費が悪いな」と思った。
 三人は他愛もない話をして時間をすごした。カイとは夕方の閉門の銅鑼がなる頃に合流する予定であったためまだまだ時間があった。
 長居するのも店に悪いので三人は移動した。公園へ向かい、芝生に腰を下ろした。
 「こちら緑崩、暇を持て余す」
 言いながら緑崩はごろんと寝転がった。
 「確かに暇ね」
 「久しぶりにのんびりだね~」
 「そうね、こっちへ来てからこんなにのんびりすることは今までなかったかしらね」
 緑崩に続いて瑠奈、それから璃緒も寝転がる。
 「それにしても三人でこんなことするのって本当に久しぶりね。何時ぶりくらいかしら」
 「芝生に寝転がるのなんて小学生とかそれくらいかな~」
 「懐かしい話ね」
 「だな。大学生は忙しくてこんなことしている余裕ないからなぁ・・・・・・ふう眠たい・・・」
 「銅鑼が鳴るまで寝てていいわよ。しばらくすれば日が暮れるでしょうから、鳴ったら宿屋に戻りましょう」
 こうして三人は閉門の銅鑼が鳴るまでの間、昔のように芝生に寝転んでいた。
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