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いわゆる一つの萌え要素の為の場所
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 来た道を50メートルほど戻った。ここは十字路で見通しがいい。囲まれる危険性の低い場所だ。
 これからどうするかを話そうと彼女を見ると、少し顔が赤い。そこで自分の手が彼女の手を握ったままだということを思い出した。
 「す、すいません。さっきは慌てて・・・・・・」
 「いえ、いいんです・・・あのまま見付かってたたかもしれませんし・・・・・・」
 でも、彼女の手・・・・・・柔らかかったなぁ。強く握ったら折れそうなくらい細い、温かな手。その感触を思い出そうとした。
 「小鳥遊さん」
 「えっ!?」
 「えっ?驚かせてしまいました?」
 「い、いえ・・・なんでもありません。ちょっと、考え事をしてて」
 必死にごまかした。やましいことを考えていたわけでは・・・・・・あるけれど、顔に出てたのだろうか。とか色々考えてしまった。
 「ところで、なんでした?」
 「ああ、えっと・・・小鳥遊さん携帯持ってます?」
 「携帯ですか?いえ、今日は家に忘れてきてしまって・・・・・・あ、そうか。あれば110番すればいいのか」
 「はい。私のはかばんの中なので・・・・・・」
 「持っていかれてしまいましたね」
 「はい・・・・・・」
 「最近は公衆電話もあまりないですからね」
 「どうしましょうか・・・・・・」
 しばらく考えた。と言ってもほとんど答えは出ている。行動方針や優先順位などは自明のことだ。
 「とりあえず別の交番に行ってみましょう。とにかく自分たちの安全を確保しないといけませんから」
 こうして別の交番を目指して歩くことにした。

 小鳥遊君かなり変態になってきたなぁって自覚があるうp主。すいません、ついつい自分のことをうp主って言ってみたかったもので。このブログのタグに「変態であることに定評のある小鳥遊」、「作者はニコ厨」、「うp主を自称したい作者」とつけてみたい。もちろんタグ自体存在しないけど。
 ひさしぶりに書いたもので少し感覚が掴めてない。年末までにと言ってたはずなのに年を越してしまった。でも、これであとは一直線に書いてくだけだしなんとかなるかなぁ。
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