いわゆる一つの萌え要素の為の場所
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私と彼女は強盗のあった銀行からすぐ近くにある喫茶店に入った。私はコーヒーを頼み、彼女はココアを注文した。ウェイターが下がったのを見てから聞いた。
「どこか痛むところとかありませんか?足挫いたりとかしてませんか?」
「ええ、少し打ったところが痛い程度で、怪我はしてないです」
「そうですか。それはよかった。でも、銀行強盗なんて実際にあるもんなんですね。びっくりしました」
「私も、目の前で起こるなんて思ってもみませんでした」
さきほどのウェイターがコーヒーとココアを持ってくる。
「こっちコーヒーであちらがココア。そう、ありがとう」
ウェイターが戻っていく。
コーヒーを一口飲む。豆の香りがよく、なかなかいける。
彼女もココアを飲んでいる。カップを置いた。
「ココア美味しいです。温かいものを飲むと落ち着きますね」
そう言って少し微笑んだ。緊張が解けたのか表情が柔らかくなったようだ。
そんな彼女に少し照れながらも微笑み返す。そして聞いた。
「ところで、一つ伺ってもいいですか?」
「なんですか?」
「お名前を聞いてなかったと思いまして」
これまでずっと知らないまま話をしていたのだ。
「あ、そうでしたね。お互い名乗ってませんね。私は朱宮みなみと申します。朱色の朱に宮と書いて朱宮。名前のみなみは平仮名です」
「こちらは小鳥遊遊鷹です。小鳥が遊ぶと書いてたかなし。鷹が遊ぶと書いてゆたかです」
「たかなしゆたかさん、ですか」
「変わった名前でしょう。遊びすぎな名前ですよ。小鳥遊と読んでもらえることも少ないですし」
「そうでしょうね。私も始めて知りましたよ」
と言って笑った。彼女もだいぶショックから立ち直っているようだ。ナイフを持ったものとあれだけ近づいたのだから心配をしてたのだが。続けて質問をする。
「お仕事は、何をなさっているのですか?」
「普通の会社で事務をやってます」
「はあ、そうなんですか。いや、実は大学生とかだったら失礼な質問だったなぁと、聞いてから考えてしまいました」
「う~ん、さすがにそこまで若くは見られたことはないですね。ところで、小鳥遊さんのご職業は?」
「あ、大学生です。今年で三年になります」
「学生さんなんですか?それじゃあ私のほうが上なんですね。なにを勉強してるんですか?」
「経営です。二駅向こうの那城大に通ってます」
学校名までは聞きづらいだろうからこちらから言った。別に恥ずかしがることでも自慢することでももない。そもそも私はそういったランクを気にするほうでもないが。
その後も雑談を続けて彼女とも打ち解けられたかなと思った。あまりに楽しくて事件のことなどほとんど頭から離れつつあった。
「どこか痛むところとかありませんか?足挫いたりとかしてませんか?」
「ええ、少し打ったところが痛い程度で、怪我はしてないです」
「そうですか。それはよかった。でも、銀行強盗なんて実際にあるもんなんですね。びっくりしました」
「私も、目の前で起こるなんて思ってもみませんでした」
さきほどのウェイターがコーヒーとココアを持ってくる。
「こっちコーヒーであちらがココア。そう、ありがとう」
ウェイターが戻っていく。
コーヒーを一口飲む。豆の香りがよく、なかなかいける。
彼女もココアを飲んでいる。カップを置いた。
「ココア美味しいです。温かいものを飲むと落ち着きますね」
そう言って少し微笑んだ。緊張が解けたのか表情が柔らかくなったようだ。
そんな彼女に少し照れながらも微笑み返す。そして聞いた。
「ところで、一つ伺ってもいいですか?」
「なんですか?」
「お名前を聞いてなかったと思いまして」
これまでずっと知らないまま話をしていたのだ。
「あ、そうでしたね。お互い名乗ってませんね。私は朱宮みなみと申します。朱色の朱に宮と書いて朱宮。名前のみなみは平仮名です」
「こちらは小鳥遊遊鷹です。小鳥が遊ぶと書いてたかなし。鷹が遊ぶと書いてゆたかです」
「たかなしゆたかさん、ですか」
「変わった名前でしょう。遊びすぎな名前ですよ。小鳥遊と読んでもらえることも少ないですし」
「そうでしょうね。私も始めて知りましたよ」
と言って笑った。彼女もだいぶショックから立ち直っているようだ。ナイフを持ったものとあれだけ近づいたのだから心配をしてたのだが。続けて質問をする。
「お仕事は、何をなさっているのですか?」
「普通の会社で事務をやってます」
「はあ、そうなんですか。いや、実は大学生とかだったら失礼な質問だったなぁと、聞いてから考えてしまいました」
「う~ん、さすがにそこまで若くは見られたことはないですね。ところで、小鳥遊さんのご職業は?」
「あ、大学生です。今年で三年になります」
「学生さんなんですか?それじゃあ私のほうが上なんですね。なにを勉強してるんですか?」
「経営です。二駅向こうの那城大に通ってます」
学校名までは聞きづらいだろうからこちらから言った。別に恥ずかしがることでも自慢することでももない。そもそも私はそういったランクを気にするほうでもないが。
その後も雑談を続けて彼女とも打ち解けられたかなと思った。あまりに楽しくて事件のことなどほとんど頭から離れつつあった。
少し予定より長くなった。本当はもうちょっと書く予定だったけど、ここまでで。
名前、みなみからの連想で朱の字を使った。第一案であかなみってあったんだけど、朱って“あか”って読まないじゃん。ダメじゃん。“しゅ”ってほかにどう読むんだっけと探したところ、“あけ”くらいしかなかったので朱宮に。緑崩の連想はかなり偏ってるうえ単純であるようだ。別に神田朱未さんの朱ではないらしい。
余談だけどこのシーン、ばっさり変更になりそう。まぁここしか見ない人ばかりだと思うからあまり気にしないでくれてかまわないけどね。ここはこのままで行きますし、それで話が通じるようになります。実際変更と言っても今回と次くらいを直す程度だしね。あと前回の最後のほうか。
さくさく書かなきゃ一月三十日に間に合わない気がする。てか、それより二週間以上先に書き上げないといかんだろうなぁ・・・・・・
少し修正しました。てか、厳密に言えば後ろを伸ばしただけです。もう少し会話シーンを伸ばして二人の情報を出そうと思ってたら思ったより長くなってしまった。まあでもこんなものかもしれない。
と、こんなこと書いてても誰も見てない気がしてきた件。
名前、みなみからの連想で朱の字を使った。第一案であかなみってあったんだけど、朱って“あか”って読まないじゃん。ダメじゃん。“しゅ”ってほかにどう読むんだっけと探したところ、“あけ”くらいしかなかったので朱宮に。緑崩の連想はかなり偏ってるうえ単純であるようだ。別に神田朱未さんの朱ではないらしい。
余談だけどこのシーン、ばっさり変更になりそう。まぁここしか見ない人ばかりだと思うからあまり気にしないでくれてかまわないけどね。ここはこのままで行きますし、それで話が通じるようになります。実際変更と言っても今回と次くらいを直す程度だしね。あと前回の最後のほうか。
さくさく書かなきゃ一月三十日に間に合わない気がする。てか、それより二週間以上先に書き上げないといかんだろうなぁ・・・・・・
少し修正しました。てか、厳密に言えば後ろを伸ばしただけです。もう少し会話シーンを伸ばして二人の情報を出そうと思ってたら思ったより長くなってしまった。まあでもこんなものかもしれない。
と、こんなこと書いてても誰も見てない気がしてきた件。
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