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今、俺たちは敵軍の真ん中にいる。
いや、「俺」と行った方が正しいかもしれない。味方はみなこれまでの戦いで死んだ。糸に巻かれ、戦闘機の機銃に撃たれ、巨大空爆兵器のプラズマに焼かれた。残っているのは俺一人だ。最早本部も陥落している。残るは我々日本支部だけだ。その戦力も攻撃隊の殆どは既に壊滅している。つまり、俺は敵軍のど真ん中という絶体絶命の包囲網のうえ、帰るべき日本支部も殆ど機能しないという文字通りの絶対包囲の中にいるということだ。
その中でのわずかな抵抗手段はサッカーグレネードDとライサンダーF。現在接近している敵は三方から取り囲む凶虫バウと呼ばれる蜘蛛と新種の戦闘機のインペリアル・ガード、そして大型爆撃機であるドレッド・ノートが正面に一機である。その周りにもまた敵部隊が存在しているかもしれないが、まずはこいつらの囲いを突破することを考えなければならない。
まず、正面の部隊にサッカーグレネードを撃ちこみ戦力を削る。一発しか込められないのですぐにリロード。近づいてくる近衛兵をライサンダーで撃墜し正面左にあるビルの左に回り込む。このビルを壁にすることで蜘蛛の足を鈍らせるつもりだった。
しかし、その目論見は水泡に帰す結果となった。ドレッド・ノートによる空爆でビルが崩壊してしまったのだ。
崩壊したビルの瓦礫にサッカーグレネードを撃ち、近づいてきた蜘蛛を爆破する。前をみると崩壊していないビルがある。ビル陰に隠れれば蜘蛛の糸も多少は凌げるし、近衛兵の機銃も届かない。とにかく近くにきた敵を倒しながら敵軍から遠くへ逃げなければならなかった。
幸い右側にいた敵は一掃できたので、後は後ろから迫ってくる部隊だけだ。足元にサッカーグレネードに撃ち起爆するまでの四秒を利用して離れる。追い着いてきた蜘蛛や近衛兵をサッカーグレネードの爆風で巻き込むという作戦を採った。これはそこそこうまくいき、多くの敵を倒すことに成功したようだ。爆風を避けた敵にはライサンダーで対処すれば多少は持つ。こうしてビルの近くまでたどり着いた。
瓦礫に足を取られているのか敵はそれほど近づいてきてはいない。飛来した近衛兵(インペリアル・ガード)を落としビル陰に隠れる。
ビルを回ったところにはバイクが置いてあった。ホバー走行式バイク、SDL2だ。仲間がこれに乗って出撃していたのだろう。周りに仲間がいる気配がないので、おそらくはやられてしまったのだろうが。
だが、これは幸運だ。このSDL2のお陰で敵に一矢報いることができるかもしれない。いや、ひょっとしたら生還、運がよければ撃退も可能かもしれない。
とにかく急いで発進させる。敵の機銃や糸が襲ってくるが、なんとかかわしてスピードに乗ることができた。
瓦礫をジャンプしながら進んで逃げる。左側に車道を見つけた。跳んでいる間に方向を変え車道に入る。後は走って敵との距離を離す。近衛兵といえどもEDF最新鋭のエアバイクにはついてこられないようだ。
ある程度引き離したところでバイクを停め、ライサンダーを構える。照準を近づく近衛兵に合わせる。
「ファイア」
近づいてきた二機のうち一機がインペリアル・ガード特有のプラズマを噴出し地面に墜ちる。もう一機は弾込めが間に合わないので再びバイクで距離をとる。
その繰り返しでインペリアル・ガードはほぼ一掃できたようだ。
蜘蛛が近づいてくる前にドレッド・ノートを攻撃。耐久力自体はそれほど高くないので、数発のライサンダーで撃墜できた。
SDL2さえあれば蜘蛛も怖くない。距離を引き離しては射撃、引き離しては狙撃を繰り返して蜘蛛の撃破にも成功した。
しかし、俺を囲んでいる包囲網は一重ではなかった。
ワードからコピペしたわけだが、フォント変換がなかなか思うようにいかない。あまりこうやって使いにくいならここを使い続けるのもなーと思わなくもないわけだが。フォントが途中までしか変更されないのはなぜなんだ。見難いからと思ってもこんなんじゃ困る。なんかストレス溜まるなぁ忍は。
見てみたらフォントそのままのほうがよさそうだったので、やっぱり元に戻した。