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いわゆる一つの萌え要素の為の場所
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 男は穴を見つけると走って近づいてきた。
 躊躇せず穴を覗き込んで言う。
 「ここにいたのか雪歩。今夜はコンサートなんだから・・・」
 「ううっ、すみませんすみません」
 「雪歩が無事ならいいんだ。とにかく戻ろう」
 「無理ですぅ。できません・・・ううっ、ぐす」
 「どうしたんだ?体調でも悪いのか?」
 緑崩たちは何が起こっているのか把握するだけで精一杯だった。どうやら今夜コンサートをする出演者とそのプロデューサーらしい。
 「違います。怖いんです。私、コンサートなんてしたことないから緊張でのどがキュウって」
 「初めてのコンサートだからな。緊張もするさ」
 「はいぃ、でも・・・失敗したら・・・・・・、ううっ、ぐすっ」
 「こら、歌う前から悪い想像するな。こういう時はな、ポジティヴシンキングだ」
 「・・・・・・そうですよね。すこしは前向きにならないと。・・・・・・私は、できる。私は、できる。私は・・・やっぱり無理ですよぉ」
 「お、落ち着け雪歩」
 男がうろたえている。
 「えっと、雪歩さん?」
 緑崩が穴の中の少女に声をかける。
 「はい?」
 「そういう時は気合ですよ。気合」
 「きあい、ですか?」
 「そうです。気合があれば何でもできる。わかったらぼくの後について叫んで」
 と言って緑崩は息を吸い込んだ。
 「気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!気合だ!きぃあいだぁぁぁーーーっ!!!」
 「き、き、き、っきアいだ、キアイだ、着合いだ、気合だ、気合だ、気合だ、気合だ、気合だ、気合だ、気合だ、気合だ、きあいだぁー!!」
 「おい!おい!おい!おい!おい!おい!おい!おい!おぉーいっ!!」
 「おい!おい!おい!おい!おい!おい!おい!おい!おぉいーっ!!」
 「よし、その調子だ。You can do it!」
 「な、なんだかできるような気がしてきましたぁ」
 少女の顔がぱぁっと明るくなった。
 「プロデューサーのぼくが立ち直らせてやれなかったのに・・・すごいね君」
 「あーっと、世界のトップクラスで戦う人はこうして気合を入れて強くなったそうですよ。・・・そんなことよりも、雪歩さん。あなたにはまず底から出る必要があります」
 「えっとぉ、どうやって出ればいいんでしょうかぁ・・・」
 「・・・・・・・・・・・・」 

 やはり昨日と違う気がする・・・まあ仕方ないか。とりあえず昨日書いたのはここまで。でも次回に続く的な話だったっけなぁ。
 今日書いててふと思った。「炎の妖精にしたほうがよかったんじゃね?」・・・・・・テレビに出てるのを見てついこちらを選んでしまったけど、そっちのほうが面白かったかもしれない。機会があれば使おう。
 兎に角これでコンサートを見てその後アリアハン脱出だ。ようやくアリアハンを出る日が来るかも?実際にプレイのほうもまだアリアハン脱出してないんだよねぇw
 今回こちらでは初めてカテゴリーを変えてみた。理由は変えたほうが人来るかなぁという甘い考えでしかない。ドラクエって書いておけば誰か検索するかもとか思ったとか思ってないとか。
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